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身体で感じる解剖学yoga

解剖学を担当させて頂いています。内田かつのりです。
10月10日(土)、京都TAMISAスタジオにて、身体で感じる解剖学yogaというテーマ
でWS を開かせて頂きました。

今回、1部は肩、2部は骨盤といった大きなテーマを基に、
解剖学や東洋医学という難しそうな話は少し抑えて
“気づいたら、私、お勉強していました”
という内容で、即、暮らしの中に活かせるものをシェアさせて頂きました。

1部(ダウンドッグ~) 
ダウンドッグでの肩・肘・肩甲骨の動きや位置は、常に相反し、
矛盾するような動きをしながらも、どこかで協調しています。
そんな中庸というバランスを、心と身体で折り合いをつけて、感じて頂き、
YOGAの中だけでは、アプローチが難しいと思われる、首まわりのコリに対してリラクゼーション・マッサージや、経穴(つぼ)を使って解していきました。

このアサナの難しい所は、上半身の各関節が、互いにソッポを向くように、
矛盾した動きをすることに由来しているからです。
肩まわりの動きを優先すれば、いつの間にか、肘は違う方向に導かれ、肩甲骨は、理想の位置から遠ざかるだけになります。
逆に、肘だけを優先すれば、肩は丸まり、落ち込んだ時のようなションボリとした躍動感のないアサナになりがちです。

DSCN0475 - コピー

云いかえれば、これは、どんなに修練を積んだヨギーニにもゴールがないアサナでもあるのです。
そんな想いを端的に示してくれている文章が、TAMISAスタジオのパンフレットにのっていました。

アサナは失われた身体のバランスを取り戻す体位のことです。
身体の弱い部分に力を呼び覚まし、
凝り固まった部位には柔軟性を与えてくれます。
完璧なアサナはありません。
各自が自分の健康を高めるのに、
丁度よいところを見つければよいのです


良く聞かれる質問に、
この筋肉を解したら肩コリから解放されるのか?とか、
ここが緩めればより良いアサナが出来るのか?
といった事がありますが、
それも有るけど、それだけではないのです。というのが僕の答えになります。

人間が機械のようなギクシャクとした動きをせずに、
なめらかで、流線的な動きが出来る理由として、
脳・脊髄等の中枢の問題は勿論、
無数の筋肉が骨を微妙に調節して、動かしているからに他なりません。

DSCN0473 - コピー

例えば、首まわりの筋肉を、深く辿っていくと、
神秘的で、規則正しい幾何学模様になっている事に気付きます。
まるで、きめ細かい万華鏡を覗いているような美しささえ感じるものです。
これらの筋肉が微妙に連動しあいながらも相反した動きを、24時間してくれているのだと思う度に、自分の身体に感謝せずにいられません。

つまり、腕を何度曲げたら良いとか、
肩甲骨を何㎝寄せたら正解という答え等ないものが アサナ なのです。

パンフレットに書かれたこの文章は、僕にとって、まさしくこの一文という感じで、
不思議な縁さえ感じてしまいました。


2部(ウッターナアサナ)
ここでは、正しい股関節の位置を確認しながら、腰骨のみに頼った前屈や後屈にならないように、意識を骨盤より下へと導いて貰いました。
そして、人類が二足歩行をする上で、避けて通れない腰痛というものを、
ツボ圧しを絡めながら、ペアワーク等で解していきました。
最近は、書店で沢山のツボの本を見かけるものです。
こんな風に東洋医学が浸透して、ヨガとコラボ出来るのは最高に嬉しい事でもあります。

腰痛と言っても、どこからが腰なのか…となると境界は曖昧だったりもします。
そして、腰が痛いと訴える殆どの方が、まず、お尻近辺に幾つもの硬いコリが存在しています。
自覚のある方も無い方も、圧す力や、角度等を調節しながら、
痛気持良い感覚を味わって貰うように、ペアワークを繰り返して行きました。

DSCN0485 - コピー

その都度、ペアチェンジをする事で、余分な時間もかかってしまいましたが、
全ての人が違う硬さであり、違った骨格をしているという事を知って頂くと、
自分が何故この動きが苦手なのか等が、明確になります。
また、インストラクターの先生方は、必ずアジャストというものに役立つはずだと思います。

今回は、沢山の方々に支えられ実現したWSになりました。
何よりも、土曜の忙しい中、参加して下さった京都・大阪の方々に、本当に感謝しています。
(1名都内からの参加という方もいて、ビックリしました)

DSCN0494 - コピー

もしかしたらお世辞かもしれませんが、凄く身体が軽くなりましたと、言って下さった方が何人かいらっしゃいましたが、お世辞だとしても、そっくり100%受け取らせて頂きますね。
本当に有難うございます。治療家にはその言葉こそが最高のギフトです。

そして、御自分のWSが控えている中にも関わらず、全力でサポートしてくれた、
lila yoga大阪の英さん。無償の愛を有難うございます。

更に、そんな英さんの企画を受け入れてくれた、チャレンジャーなTAMISAスタジオの陽子先生。
スタジオは、女性ならではの視点から作られ、きめ細かい心遣いが随所に見られました。
そんな心遣いを僕にまでして頂き嬉しい限りです。
観光するよりも、京都らしい“ほっこり”とした、温かさが感じられました。

来年1月に、またやらせて頂きますので、皆さんと是非再会出来たら嬉しいです。

内田かつのり





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